2023年第7回英語スピーチコンテストのダイジェスト版を公開します。
社会人のスピーチレベルに興味がある方、来年当コンテスト出場を検討されている方にご覧いただければ幸いです。
[講師の感想]
今年の出場者はスピーチ構成が素晴らしかったという印象です。テーマ選定が興味深く、序論で聴衆を惹きつける工夫があり、本論で伝えたい内容を掘り下げられていました。5分間という時間があっという間で、もっと聞きたかったという感想です。ビデオをご覧いただくとお分かりになると思いますが、声のトーンを効果的に使い分け、アイコンタクトやジェスチャーのスキルも高かったです。
[審査員から学習者へのアドバイス]
コンテスト後に審査員Larry Kelly氏を囲んでの座談会を持ちました。第二外国語として英語を学んでいる私たちにアドバイスがありましたので、シェアさせていただきます。
Larry氏「英文法の多少の間違えはネイティブスピーカーにはわかってもらえるので、あまり気にする必要はありません。それよりも抑揚をつけた発表を心がけてください。」
講師から一言:審査員が感じる日本人の英語の特徴は「フラット」一本調子であるらしいのです。
スピーチ練習には「単語のアクセントを意識して発音する」「適切なイントネーションをつける」が必須です。さらに「単語のリンキングを意識して、滑らかに発音すること」を目指しましょう。
学校や仕事で忙しい毎日でも、「音源」と「スクリプト」があれば、隙間時間で十分練習は可能です。
通勤の電車で「聴くだけ」や「聞き流し」はNGです。
文章を読んで内容を理解したら、音源に合わせて何度も「音読」しましょう。できるようになったら、スクリプトを見ずに「シャドーイング」をやりましょう。
最後はスクリプトを読む自分の声を録音して聞きましょう。「アクセントは正確についているか?」「イントネーションは適切についているか?」できればネイティブスピーカーに聞いてもらって、アドバイスをもらいましょう。
[出場者の英語学習法]
素晴らしいスピーチを披露してくださった出場者に、どうやって英語を習得されたかを伺いました。
・NHKラジオ英会話を10年間聴き続けた。
・英語で日記を書いている。
・好きな英語の歌の歌詞を書き取り、歌う。
・オンライン英会話を受講している。
皆さん英語が好きで、忙しい中でもさまざまな工夫をしながら継続されている姿が見えました。
[出場者の感想]
最後に出場者でご自身のブログに感想を書いてくださった方がいらっしゃいますので、シェアさせていただきます。
「どんな気持ちでコンテストにのぞまれたのか。」「スピーチを終えてどんな感想を持たれたのか。」また「スピーチの効果について」などためになることをたくさん書いてくださっています。
スピーチコンテストを検討されている方の参考になると思います。ぜひお読みください。
[来年度の英語スピーチコンテスト]
2024年8月17日(土)に東京都東久留米市成美教育文化会館で開催します。
ぜひ、ご自身の学習成果の発表の場として出場をご検討ください。
詳細はこちら
皆様の参加をお待ちしております。
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