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「インバウンド需要」ってなに?


「インバウンド(inbound)」とは、観光業界では海外から日本に訪れてくる旅行のことを指し、「需要」と組み合わせて、日本に訪れた外国人の日本国内で生み出された商品やサービスへの需要のことです。観光業界では訪日外国人旅行客に関連する言葉として、インバウンド観光、インバウンド消費、インバウンド対策なども使用されることがあります。

観光業界は、「2022年10月11日より日本の水際対策が大きく緩和されます。」というニュースを受けて、インバウンド需要の回復に大きな期待をしているわけです。

inboundの英語の意味

「inbound」は中に向かってくるようなものに対して使います。外から中に入る意味があります。

「in(中へ)」+「 bound(行く)」から成り立っており、「内向きに入ってくる」という意味となり、旅行分野では、〔航空機・列車・船などが〕入ってくる、到着する、入庫の、帰航の、本国行きの意味で使われます。


この言葉は観光以外の業界でも使われています。マーケティング分野では、企業に対してユーザーが自発的に接触してくることを指し、IT業界では、受信を意味します。

inboundの例文を挙げます。

例文1) Economic effects caused by increase in inbound tourists.

    外国人旅行者の増加による経済効果

例文2) We expect delays to both inbound and outbound trains.

    上り線、下り線ともに遅延が予想されます。

対義語outboundの英語の意味

例文2にあるように、インバウンドの対義語はアウトバウンド(outbound)です。つまり、 航空機・船舶等で、外国に向かう便を指します。「out(外へ)」+「bound(行く)」から「外向きに出ていく」を意味します。この例文は市内から外に向かう電車の下り線の意味で使われています。

最後にoutboundの例文を見てみましょう。

There has been an increase in outbound traffic leavingToronto airport for the Caribbean resorts.

トロント空港からカリブ海のリゾート地へ向かう流出交通が増加しています。

今回は最近ニュースで良く見るインバウンドについて、意味をみてきました。

英単語を増やして、英語のニュースにも挑戦してみましょう。


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