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『英語スピーチコンテスト』受賞者に聞いてみた<シリーズ3-出場を検討されている方へのメッセージ編>

第6回『英語スピーチコンテスト』で、素晴らしいスピーチをお聞かせくださったお二人へのインタビューの最終回を掲載します。

TさんとMさんにこれから英語スピーチコンテストへの出場を検討されている方へのメッセージを聞いてみました。

【質問3:これから英語スピーチコンテストに出場を検討している方にメッセージやアドバイスがありましたらお願いします。】

Tさん:私はアナウンサーになりたいと思っているので、人前で発表することについては恥ずかしいという気持ちを乗り越えて、自信を持つためのステップの一つとして捉えています。

自分の考えを英語で文章にすることは大学入試に向けて必要なことなので、英作文上達のために良いと思っています。

植 田:Tさんには昨年も出場していただいたのですが、その時から見て変化はありましたか?

Tさん:昨年よりも練習時間が短くても一定のクオリティを出せるようになったと感じています。今年は昨年ほど長い期間練習することができなかったのですが、納得するものが作れたと思っています。

植 田:素晴らしいですね。1年間で自分の実力が上がったということが感じられたんですね。高校生になって英作文が上達されてきたことと、何と言っても昨年の経験が自信につながっているんですね。練習の時間が短くなったというのは、スピーチ構成が上手くなっていることでキーポイントをつかめるようになっているんだろうと推察します。そのため、短い時間で仕上がるという経験をされたんですね。この感覚を持てたということは、将来のご自身の財産になると思います。

Mさんからもメッセージお願いします。

Mさん:私も高校生の時にスピーチコンテストに出場したことがあるのですが、その時は長い時間練習していたと思います。スピーチをするにあたって私が好きなところは、自分で作成したスピーチの表現にもっと良い表現を思いつく瞬間があることです。より伝わりやすい言葉に変えようと考えている時間がとても好きなんです。そういう時に英語の表現力がついてくるような気がします。これからの方にはそれを楽しんでもらいたいなあと思います。

植 田:最初から完璧なスピーチを出そうとせずに、まずは自分の考えを英文で作成してみて、練習していく過程で段々と良くしていくことができるということですね。仕上げるまでにどのくらいの時間をかけられましたか?

Mさん:最初に作った原稿を見直し始めたのは、コンテストの2週間前くらいでした。第1回目の改定をして、その後は練習をしながら表現を変更し最終版までに5回くらい原稿を書き直したと思います。

植 田:スピーチを書く上で、ご自身の語彙力や表現力を超えて様々な機会に良いものを取り入れていこうとするきっかけとなるということでしょうか?

Mさん:そうですね。うまいプレゼンテーションの表現を参考にして取り入れることもあります。

植 田:第二外国語として英語を勉強している私たちにとっては、意識的に英語らしい表現を取り入れていくのは必須だと思います。Mさんは2週間で仕上げられたとのことですが、タイトな時間の中で仕上げられたのですね。

Mさん:ちょうど仕事が忙しくなるタイミングだったのですが、スピーキングはほぼ1日で仕上げた感じです。

植 田:お二人ともスピーチの準備にかかる時間が短くなったという共通点があるんですね。これから初めてスピーチを書いていく方は、最初は自由に自分の考えを文字で起こしてみて、その後英語の表現に磨きをかけて仕上げていく手法をぜひやってみていただきたいと思います。


一度スピーチコンテストを経験されたことがある方は、短い時間で4分間ほどのスピーチを作ることができるようになると思います。いずれにしても、英語で自分の意見をまとめて、人前で発表するというのは簡単なことではないと思います。


お二人のインタビューを読んでいただいた皆様には、ぜひご自身のためにチャレンジしていただきたいと思います。

来年も8月に同じ会場で英語スピーチコンテストを開催する予定です。

ぜひ、出場をご検討いただければ幸いです。


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