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『英語スピーチコンテスト』受賞者に聞いてみた [シリーズ1]

8月20日(土)に東京都東久留米市成美教育文化会館にて第6回『英語スピーチコンテスト』を開催致しました。

初企画で、素晴らしいスピーチをお聞かせくださったお二人に、多くの英語学習者が知りたいと思う質問にお答えいただきました。3回シリーズでアップしますので、ご参考になさってください。

反響があれば、来年も受賞者インタビューしたいと思っています♪

Tさんは高校生。昨年の『第5回英語スピーチコンテスト』でも受賞されています。講師はTさんがステージに立った時の姿勢の美しさに感動しました。

Mさんは社会人。マルチナショナルな環境の会社にお勤めで普段から英語を使っていらっしゃるので、実用的で高いレベルの英語力をお持ちになっています。優しい笑顔が素敵な方です。

インタビュアーは講師の植田。


【質問1:どのように英語を習得されましたか?】

Tさん:通っている学校が英語教育を重視しています。両親共に英語の教師なので、学校の勉強にプラスして家でも英語を教えてもらえる環境にあります。

私は英語が大好きなので、英語の歌を歌ったり、以前から英語のスピーチに力を入れています。

植 田:素晴らしい環境ですね。

Tさん:学校にオーラルコミュニケーションの先生方がいらっしゃるので、話しかけに行ったり、廊下ですれ違った時にも英語で挨拶して会話をしたりしています。

植 田:羨ましいほど備わった能力や環境があるとは思いますが、それに加えて自ら一歩を踏み出して英語を話す機会を作り出されているんですね。その姿勢が大きな差を生んでいるんですね。Mさんはいかがですか?

Mさん:高校は英語科だったのですが、帰国子女が多かったのでその中では落ちこぼれだったんです。その時にどうやって自分をアピールするかを考えたんです。私はストーリーを作る英作文が得意だったので、当時からどうやって表現を磨いていくかというポイントを考えていたように思います。

その後十数年英語から離れていたので、「英語を聞いても少し分かる単語があるな」というくらいまで英語力が落ちてしまったんです。

そこから全部やり直す気持ちで、毎日Youtubeを観て勉強しました。最初は英語を倍速で聴き、何度か聴くうちにそのスピードでも理解できるようになってきます。その後、等倍に戻すと全部聴こえるようになっていました。このインプット方法が有効でした。

職場は英語が公用語なので、毎日英語でコミュニケーションしています。私はインプットを多めにして、ネイティブの英語を真似することも重視しています。

植 田:高校時代からご自身の強みを理解していらっしゃったんですね。

学生時代には得意だった英語からしばらく離れた後の「やり直し学習」の経験は、多くの方の参考になると思います。そんなMさんにぜひお聞きたいしたいのですが、英単語はどのように覚えていっていますか?職場でお使いになる専門用語は覚えていけると思いますが、ニュアンス的な単語はどのように増やされていますか?

Mさん:私は例文ごと覚えるようにしています。一度覚えた例文の内容を変えて、増やしていくようにしています。

やり方は、まず自分が考えた文章を一度翻訳してみます。他に同じような内容のことを表している文章などと見比べてから、合っていることを確認してから覚えていきます。

単語は以前は書くことと発音することで覚えていたのですが、現在はパソコンで打つことが多く書く頻度は下がりました。単語はそれぞれの発音を聞いて覚えるようにしています。読み方を予想して覚えないようにしています。

Tさん:Mさんは英語学習のためにどんなYoutubeをご覧になっているんですか?

Mさん:最初に見始めたのは"Kevin's English Room"で、息抜きになるので楽しんでいます。

植 田:私もKER時々見ています!

Mさん:その他教材としてはニュース番組からトピックを選んで視聴しています。

植 田:英語のニュース番組で倍速で聴く方法を実践されているんですね。

英語へのアプローチは環境や年代によっても様々ですね。取り入れたくなるヒントがいっぱいの和やかインタビュー記事は次号に続きます。



          審査員Mr. Larry Kellyを囲んで、インタビューにお答えいただいたお二人


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